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乳がん

検診について

○ 平成23年度より乳がん検診の受け方が変わりました!

==== <年齢別検診内容> ====

年齢別検診内容

○ 乳がん検診について

宮城県対がん協会では、各種がん検診についてさまざまなデータを基に有効性について検証を行い、精度の高い検診の提供に努めております。 平成17年度から20年度に当協会で実施された乳がん検診では、発見乳がんの95%がマンモグラフィで検出されています。また、欧米諸国での乳がん検診の標準的な検査法は、マンモグラフィ検診となっており、わが国でも厚労省「がん検診に関する検討会」の中間報告におい ても死亡率減少効果がある検査法とされています。これを受けて、平成23年度から当協会の乳がん検診はマンモグラフィ検診 が中心となりました。


○ 40歳代から乳がんにかかる人が急増!

40歳前後を境に、乳がんにかかる人が急激に増加します。また、亡くなる方も、ここ50年間で7倍近くに増えています。30歳から64歳の日本人女性のがん死亡原因の1位は乳がんです。検診は、無症状の方から早期のがんを発見することが目的です。早期発見のために、ぜひ各市町村で実施している乳がん検診を定期的に受けましょう。ブレストアウェアネスは、日常の健康管理の一貫として行い、それによりしこりが触れるなどの自覚症状を認めるときは、検診の機会を待つことなく、速やかに乳房疾患の治療を専門とする診療科(乳腺外科・外科等)を受診しましょう。


乳房のブレストアウェアネス

  • 自己診断
  • 自己診断
  • 自己診断
  • 自己診断
  • 自己診断
  • 「ブレストアウェアネス」とは
    女性が乳房の状態に日頃から関心を持ち、乳房の変化を感じたら速やかに医師に相談することです。
    以下の4つの内容を意識して「ブレストアウェアネス」を実践しましょう!
    1. 普段の自分の乳房を知る
    2. 普段と違う乳房の変化に早く気がつく
    3. 乳房の変化に気がついたら、すぐに専門の医療機関(乳腺外科等)へ行く
    4. 40歳になったら定期的に乳がん検診(マンモグラフィ検診)を受診する
      (お申込みは、各市町村又は職場へご確認ください。)

検診を受ける前に

下記に該当される方は対がん協会で実施する乳がん検診を受けることができません。
妊娠中や授乳中の方は、乳腺が発達していて検査や診断が困難です。マンモグラフィの場合、体内に埋め込まれたペースメーカー等はマンモグラフィを撮る際に破損する危険性がありますので、今回の乳がん検診を受けることが出来ません。 また、自覚症状のある方は専門病院(乳腺外科・外科等)での検査をお勧めいたします。
尚、インスリンポンプ・持続グルコース測定器を装着されている方は、検査前後にご自身で取り外し・装着ができれば受診可能です。

==== 39歳以下の方(超音波検査対象者) ====

  • 妊娠中の方
  • 授乳中の方及び断乳後1ヶ月未満(夜間授乳も含む)の方
  • 豊胸術(シリコン注入・シリコンバッグ・生食バッグ・ヒアルロン酸注入等)を受けたことがある方
  • 乳腺のことで治療中または経過観察を受けている方

==== 40歳以上の方(マンモグラフィ検査対象者) ====

  • 妊娠中・妊娠の可能性がある方
  • 授乳中の方及び断乳後1ヶ月未満(夜間授乳も含む)の方
  • 豊胸術(シリコン注入・シリコンバッグ・生食バッグ・ヒアルロン酸注入等)を受けたことがある方
  • 乳腺のことで治療中または経過観察を受けている方
  • 心臓ペースメーカーや前胸部に人工血管や薬液注入器具(CVポート)を埋め込んでいる方。
  • 脳室・腹腔連絡術(V-Pシャントカテーテル留置術)を受けている方

なお、ご不明な点や判断がつかない場合は、こちらまでご連絡ください。

公益財団法人宮城県対がん協会がん検診センター
看護課 TEL:022-263-1527 (平日 午後2時から午後5時まで)

一次検診

乳がん検診はマンモグラフィ検査、または超音波検査を行います。

◎ 検診の日程

県内各自治体の乳がん検診につきましては、お住まいの各市区町村窓口にお問い合わせください。
検診センターで受けられる方は予約が必要です。

 計画課 TEL:022-263-1535 (平日 午後2時から午後5時まで)

◎ 検診当日
  • 持ちもの:受診票、バスタオル、検査料金(個人負担金)
  • 個人負担金は市町村または職場により異なりますので、各自治体や職場の担当窓口にご確認ください。
↓
◎ 検査の流れ
受付
センター1階の総合受付にお越しください。受付時間帯は13:00~15:00です。
問診
受診票の問診事項を確認させていただき、検査の説明書をお渡しします。
検査
更衣室で上半身の衣服を脱いでいただき、お持ちになったバスタオルをはおって検査室に入り、超音波検査またはマンモグラフィ検査を行います。

マンモグラフィとは?

乳房のエックス線撮影のことを、マンモグラフィといいます。乳房は、人により厚みも大きさも違うため、なるべく均等にはさんで(圧迫して)撮影する検査です。1回の撮影で受ける放射線量(被ばく)は、ごく微量です。また、被ばくも乳房だけの部分的なものなので、人体への影響はほとんどないと考えられています。

※乳房の圧迫について

診断に必要な良い写真をとるために、圧迫はとても大切です。乳房の厚みを薄くすることで、乳房内部の様子がわかり、小さな病変が発見しやすくなり、被ばく線量も少なくてすみます。また、圧迫により体が固定されるので、体動による写真のブレを防止できます。乳房を圧迫することにより、痛みを伴うことがありますが、体の力を抜いていただくことで和らげることができます。リラックスしてお受けください。痛みが我慢できない場合はお申し出ください。
マンモグラフィマンモグラフィ


超音波検査とは

超音波(エコー)検査とは、マンモグラフィと並ぶ代表的な検査です。人間の耳には聞こえない音(超音波)を体内に送信し、臓器に当たり反射する音を画像として表示します。超音波検査では、手に触れないようなしこりを見つけ出すことができます。身体に無害です。

超音波検査

超音波またはマンモグラフィの画像を複数の医師で診断し、約1ヵ月後に結果を通知します。
精密検査が必要になった場合は、専門の医療機関にご紹介します。

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