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胃がんリスクの可能性

ピロリ菌と胃がんのリスク

ピロリ菌は一度胃粘膜に住み着くと、ほぼ一生涯胃の中に存在し続けます。ピロリ菌は、まず、胃の奥の方の幽閉部と呼ばれるところに 住み始めます。ここはピロルス(pylorus)と呼ばれピロリ菌の名前の由来となっています。胃に生息したピロリ菌は 初期段階では胃粘膜表層に胃炎を起こします。それが次第に粘膜自体に大きなダメージを与え、 やせ衰えてきます。こうした状態を萎縮性胃炎と言い、これが何十年と慢性的に続くことにより胃の中全体に萎縮が広がり、 ダメージを受けた細胞が増加していきます。
この過程で胃粘膜は腸上皮化生と呼ばれる腸の粘膜に似た細胞へと形質転換していきます。 こうした表層性胃炎から萎縮性胃炎が進行していく過程で胃がんの原因となる何らかの遺伝子異常が蓄積して年齢を重ねる毎に 胃がん発生のリスクが高くなっていきます。ここに多量の塩分摂取や野菜不足など様々な要因が重なると胃がんが発生してくるのです。

胃がんリスクの可能性


ピロリ菌に感染していると必ず胃がんになるというわけでもありません。
ですが、ピロリ菌感染 がもたらす萎縮性胃炎がピロリ菌未感染の人に比べて何倍も胃がんの発生の危険性を高くしているのです。診断方法についてはこちらをご覧下さい。

定期的な検診を

ピロリ菌に感染し萎縮が進んだ人は、胃がん発生のリスクが高くなります。
胃がんを発見する最も有効な方法は胃がん検診です。現在の自分の胃がん発生リスクを把握することは大切なことです。リスクの高い人はこれまで 以上に積極的に胃がん検診を受けましょう。一方、胃がんのリスクが低いといって安心してはいけません。胃がんが全く発生しないという 保証はありません。 現にピロリ菌陰性の胃がんも報告されています。検査結果の過信は禁物です。 定期的に検診を受けましょう。胃がんは早期に発見し、治療できれば怖い病気ではありません。 ピロリ菌を正しく理解し、上手に付き合っていきましょう。
胃がん検診についてはこちらをご覧下さい。

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