メインメニュー

宮城県対がん協会サイトタイトル

トップ > 協会について > 会長ご挨拶

会長ご挨拶

img 公益財団法人 宮城県対がん協会
会長 久 道 茂

 財団法人宮城県対がん協会は、昭和33年9月わが国のがんを征圧することを目的として設立されました。そして、全国に先駆けて組織的ながん集団検診を開始し、以来がん予防事業を通じて、宮城県民のがん発生の予防とがん死を減少させるため寄与してまいりました。

  現在、日本国民の二人に一人ががんに罹患(発生)し、三人に一人ががんで死亡するという重要ながん対策として、平成19年には国が制定した「がん対策基本法」が施行されました。国はがん対策基本計画を策定し、75歳未満の方々のがん死亡率を10年後20%の減少を、5年後のがん検診受診率を50%にするという目標を立てました。平成24年度では、前の計画の評価を基にして、第2次がん対策推進基本計画(案)がまとめられました。5年ごとに見直すことになっているからです。この5年間でがん死亡率は8.8%減少しましたが、これをさらに減少させようとするものです。がん検診の受診率も、第一次の目標50%をはるかに下回っているため、改めて同じ目標値を設定しています。喫煙率も男女合わせて12%にしようとするものです。宮城県が全国に先駆けて行ってきた地域がん登録事業も法制化しようとされています。

 宮城県対がん協会の使命は、人々ががんにならないように予防する対策、また、がんになってもそれで命を落とさないですむように早期発見・早期治療のための精度の高いがん検診を普及することです。そのために、がん検診センターの医師を中心に各種診断委員会の先生方や技師、保健師、病歴管理士や事務職員らが協会独自の研究費や厚生労働省などの外部研究費を得てがん予防や検診に関する研究を行っていますし、本協会に設置された「黒川利雄がん研究基金」を用いて全国に公募し、若手がん研究者に対する研究助成も行っています。さらに、数年前から行っているがん患者やその家族の心配事に応じるための医師による「がんなんでも相談」や、宮城県の委託事業「宮城県がん総合支援センター」を協会内に設置し、在宅で療養中又は外来通院されているがん患者さんやその家族の方々、在宅がん患者さんの診療、看護、介護などに携わる関係者の方々を支援する仕事も行っています。

 創立以来50数年、多くの方々の命を救ってきた自負心と誇り高い仕事に協会役職員と共に、自分も参画出来たことに深い感銘を覚えます。これまでにも多くの困難が数々ありました。財政的にも人材的にも全くよちよち歩きのがん対策事業がよくぞここまで続いたものだと思います。東北大学をはじめとして、医師会、県・市町村の行政、財界、農協や婦人会などの各種団体、報道機関など多くのよき理解者の方々のお蔭と言っても過言ではありません。

 宮城県対がん協会は、これまでの事業をあらためて振り返り、平成20年12月の公益法人制度改革関連法案の施行に伴い、公益財団法人への移行を申請しておりましたが、この度宮城県知事の認定を得て、平成24年4月1日から新に「公益財団法人宮城県対がん協会」として発足することとなりました。がん征圧の目標に向かって役職員一同邁進する覚悟であります。関係各位におかれましては、これまでにも増してご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

▲ TOPへ戻る